関外総鎮守
横濱開拓の守護神

御鎮座350年奉祝記念

御鎮座350年奉祝記念事業ご奉賛のお願い

日枝神社(通称=お三の宮)は、世界でも有数の貿易港として発展を遂げてきた横浜の礎と云われる「吉田新田」の鎮守さまとして、寛文13(1673)年、江戸城守護神の山王日枝神社のご分霊を勧請し創建されました。爾来、今日まで関外(吉田新田)総鎮守・横濱開拓の守護神として氏子崇敬者の安寧と幸福を見守り続けています。
折しも令和5年9月、創建350年の佳節を迎えるにあたり、皆様と共に奉祝の誠を捧げるべく、茲に御鎮座奉祝記念として下記の通り各事業を実施し、ご神徳の発揚を図り以て氏子並びに崇敬者各位の繁栄を祈念致したいと存じます。
日枝の大神さまのご神慮が赫々と輝きますよう、皆様のご理解とご賛同を戴き、ご多端の折柄恐縮に存じますが、格別のご奉賛を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

【記念事業完遂に向けて】

当神社御鎮座350年奉祝記念事業につきましては、氏子ご町内をはじめご崇敬皆様にご理解とご支援を賜り、誠に有難うございます。
お蔭様で、社宝 神社大神輿「千貫みこし」復元修繕及び神輿庫改修工事並びに社殿周りの玉垣・板塀等の境内整備工事は概ね竣工し、残すところ【社務所屋根葺き替え工事】のみとなりました。
皆様には、度々のお願いとなり甚だ恐縮に存じますが、記念事業の完遂のためにも、一層のご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

ご奉賛は令和6年度の祭礼日まで承っております。
尚、奉賛特典のお礼の品はご奉賛の締め切り後にお送りする予定です。

令和5年秋

宮司角井 瑞
責任役員吉田嘉一郎  
水野 計  
増尾俊一
伊勢佐木地区委員長花井一行  
牛山裕子
宮本地区委員長米田裕信
埋地地区委員長藤平保之
寿東部地区委員長渡邉眞一
相談役平山正晴  
阿部倫三
顧問小此木八郎

横浜随一の大神輿である社宝「千貫みこし」は昭和9年に制作されましたが、すでに90年近くが経過し、随所に修繕を要する箇所が見受けられるようになりました。また同時に収納している大神輿庫も老朽化が進んでいることから、耐火・耐震等を施した庫に改修することによって、横浜市民の財産である「千貫みこし」を永代に残すべく整備するものであります。

【記念事業概要】

一、社宝 神社大神輿「千貫みこし」復元修繕事業

3,000万円 完成

二、大神輿庫 耐火・耐震改修工事

1,000万円 竣功

三、社殿周辺板塀・垣根改修ほか境内整備工事

2,000万円 概ね完成

四、社務所屋根葺き替え工事ほか

2,000万円 計画中
総事業費 8,000万円

<お三の宮日枝神社本社御神輿「千貫みこし」解説>

株式会社宮本卯之助商店

これまでに多くの神輿製造と修理作業を手掛けて参りました、文久元年創業、東京浅草の株式会社宮本卯之助商店と申します。
この度、お三の宮日枝神社様の社宝「千貫みこし」の復元修繕を請け負うこととなりましたので、千貫みこしの魅力と修繕の必要性についてご説明いたします。

「千貫みこし」について

昭和9年謹製(昭和60年一部修繕)の「千貫みこし」の正式仕様名称は、「屋根唐破風八棟型漆塗梨地仕様神輿・白木造り・台輪寸法5尺1寸」+曳台仕様は「長さ10尺×幅7尺・漆塗錺金具装着源氏車」です。
檜材を躯体木地とし、かつ奥行表現力を求めた一刀彫での彫刻類や、裏面から打ち込みの地彫技法を多用した彫形状の深い錺金具類ほか、回数を重ねて磨きこまれた漆塗仕上げ等、現在では考えられない重厚で豪華な仕様となっています。
その造り一つ一つから、当時の木工職人・錺職人・塗師が技を競い合い、粋を集めて、時間と資金を限りなく掛けて造られた御神輿であることが想像出来ます。
現存する古典神輿で銘品と呼ばれている幾つかの神社神輿と比べても一つ一つの造りは技術的にも見事で、かつ芸術的表現力もすばらしく、まさに、横浜はもとより我が国神社神輿の中でも群を抜いた逸品神輿と言えましょう。


神輿の寿命について

神輿の寿命については、古来から木と金具と布の素材構成で造り上げる神具であるため、時代経過と共に劣化してしまう個所と、痩せてしまう個所が発生することから、一般的には、新調40年から50年を経過した時点で、数年を掛けて謹製当時の状態に戻す復元修繕(総修理)を行います。
また、本来神輿は、布類を除き再利用可能な木と金具を多用して木組みで造り上げる神具であることから、定期的に修繕を施すことで、半永久的な存在維持が可能であります。
時期を逸し素材が朽ちてしまっては、謹製時復元も難しくなるのです。


今回の復元修繕について

お三の宮日枝神社本社御神輿「千貫みこし」は、新調から90年近くが経過したことから要修繕とみられる箇所が随所にみうけられます。程無く迎える日枝神社様の御鎮座350年の佳節に併せて、その価値を後世まで保ち続けるべく、復元修繕目的の総修理が適時と判断致しました。
今回の総修理では、出来る限り新たな材料を用いる事無く、躯体強度維持の為に痩せた木材補強と彫刻類の欠損欠落個所を修復、輝きを失い破損した錺金具類は地金修理後に再金鍍金加工を施し修復をいたします。布生地劣化から色やけして生地が弱くなった飾紐だけは新調いたします。


【ご奉賛申込について】

以下の申込書を印刷し必要事項をご記入いただき、郵送、FAX、または直接社務所にご持参ください。

尚、奉賛方法は、下記のいずれかの方法でお願い致します。

  1. 社務所に直接ご持参いただく。
  2. 神社で配布している趣意書(パンフレット)に添付の郵便振替用紙をご利用いただく。
  3. 現金書留にてご郵送いただく。
  4. 下記銀行口座にお振込みいただく。

ゆうちょ銀行 
〇二九(ゼロニキュウ)店(店番:029)
当座預金 口座番号0091208 日枝神社

ご奉賛頂いた方には、奉賛者名簿に記し、
日供祭にて安寧を祈願いたします。

奉賛特典

種別 奉賛額 礼状 記念品 記念誌 芳名板 例祭参列 記念式典 感謝状
準会員(個人) 3,500円〜
普通会員(個人) 10,000円〜
賛助会員 35,000円〜
護持会員 100,000円〜
(個人)
協賛会員 350,000円〜
特別会員 1,000,000円〜
名誉会員 3,500,000円〜

準会員(個人)

奉賛額:3,500円〜

特典:礼状

普通会員(個人)

奉賛額:10,000円〜

特典:礼状・記念品

賛助会員

奉賛額:35,000円〜

特典:礼状・記念品・記念誌

護持会員

奉賛額:100,000円〜

特典:礼状・記念品・記念誌・芳名板・例祭参列(個人)

協賛会員

奉賛額:350,000円〜

特典:礼状・記念品・記念誌・芳名板・例祭参列・記念式典

特別会員

奉賛額:1,000,000円〜

特典:礼状・記念品・記念誌・芳名板・例祭参列・記念式典・感謝状

名誉会員

奉賛額:3,500,000円〜

特典:礼状・記念品・記念誌・芳名板・例祭参列・記念式典・感謝状

※内容は変更する場合がございます

【御魂抜き斎行】

御鎮座350年奉祝記念事業の主事業である大神輿の復元修繕と大神輿庫の改修工事を実施するにあたり、令和3年12月5日に社殿にて「奉告祭」並びに神輿庫にて「御魂抜き」を斎行いたしました。

奉告祭

御魂抜き

大神輿の御扉を開く

覆面と手袋を著ける

絹垣にて覆い御霊代を抜く

搬出の準備を行う

クレーンで鳳凰を外す

飾綱を外す

瓔珞を外す

大型クレーにて吊り上げ

大きな車輪

【令和5年秋 進捗状況】

復元修繕後の大神輿と四神旗

R5.9.7 御魂入れ

R5.9.7 御魂入れ②

改修前大神輿庫

改修後大神輿庫

玉垣・板塀

玉垣

結界柵清祓い

拝殿前の手摺り